カンボジアに来たら絶対行くべき:トゥールスレン博物館

こんにちは!

 

突然ですがみなさん、プノンペンにあるトゥールスレン博物館というのはご存知でしょうか?

 

カンボジアに旅行、滞在、少しでもカンボジアに興味を持った人、知り合いにカンボジア人がいる人はぜひ行くべきところです。

むしろカンボジアに興味を持たない人ですらも行った方がいいところなのではないかと思います。

 

昔、と言っても1970年代なのでわずか40年ほど前にカンボジアで内戦が起こったことを知っている方はたくさんいるかと思います。

 

ポルポト政権時代にクメールルージュ(カンボジア共産党)の支配下だったカンボジアでは多くの国民が収容されて拷問や尋問を受けて、処刑されました。

そのためカンボジアの平均年齢はなんと24歳。

 

しかも「知識がある人は反乱を起こす可能性がある」という考えから、教育をしっかり受けてきた知識人を中心に殺されてしまいました。

 

この時代カンボジアにはいくつかの収容所があったもののこのトゥールスレン、本名”S21”は一度収容されると決して生きて帰ることはできないと言われるほどの収容所でした。

トゥールスレンというのは地名か何かからとって人々が呼び始め、浸透したと考えられています。

 

現在そこはこの内戦の記録を子孫に伝えていくべく、なるべくすべて発見当時のままで展示されています。

 

私が行ったときは値段は大人5ドルで3ドル追加で払うと、オーディオとヘッドホンを借りることができ施設内のストップポイントごとにその部屋で実際何があったか、写真の人がどういう人なのか、この内戦の詳細などのガイドを聞きながら回ることができます。

 

驚くべきことに日本語版のオーディオも用意されており、英語がわからない人でもしっかり理解することができます。

これについてはケチらずにぜひオーディオを一人一台ずつ使ってほしいと思います。3ドルでは足りないぐらい中身の説明が詳しく充実しています。

 

 

実際に人々が拷問、尋問、収容されていた部屋、実際に繋げられていた足桑なども生々しく残されています。

さらには実際に処刑する際に使われていた部屋や道具なども展示されております。

 

私たちはここを訪れる前にいくつかの記事をネットで調べましたが、実際に行って見るとその記事を読むだけじゃ絶対に感じられないその場の雰囲気、深刻さを感じることができました。

 

中にはその時に撮られた犠牲者の写真、わずかな生存者の一人の方が描いた拷問の様子を描いた絵が数多くあります。

 

 

今私たちはカンボジアにある大学に通い、カンボジア人と過ごす時間がとても多いです。カンボジア人はほぼ全員といっていいほどみんな優しくフレンドリーで明るいです。

 

もちろん直接この話をカンボジア人に聞いたことはありませんが、親戚や親、色んな知ってる人が犠牲になっていてもおかしくありません。

こんなにも残酷で悲しい歴史を背負っているのにどうしてこんなにいつも優しい笑顔で、幸せそうに過ごせているのだろう。

カンボジア人に対する色んな考えや、見方がガラリと変わった瞬間でした。

 

今まで関わったすべてのカンボジア人が恋しくなり、ほんとに一人ひとりを尊敬しなければならないなと思いました。

 

しつこく誘ってくるトゥクトゥクのおじさんだって年齢的にはいろんな経験をしているはずです。それなのに何回断られても笑顔で優しく、「Japanese? Oh! Good! Good!」といつも言ってくれます。

いつもは日本を褒められることにただただ喜びを感じていましたが、この博物館を訪れてから全く変わりました。

 

 

自分なんか褒められるようなことを何もしていない小さい一人の人間で今まで何を目的に生きてきたんだろう。

カンボジア人の生き方をほんとに尊敬しなければならない。

 

 

自分なんかとは比べ物にならないぐらい、みんな必死にまじめに今という時間をいかに幸せに生きれるか、ポジティブに考え過ごしているのです。

 

その結果が、経済成長率世界14位(2017年191ヵ国中)という驚くべきデータに表されているのではないかと私は思いました。

 

それに比べますと日本は150位です。

いかに日本が行き詰っているかが一目瞭然です。

 

 

カンボジアの深い歴史を知るのみならず、日本、自分の生き方についてさえも考えさせられる貴重な博物館。

 

ぜひカンボジアにきたら一度訪れてみてください?

 

 

 

そしてお知らせですが、来週に大きな試験がありしばらく更新ができなくなる可能性があります?

少し間はあいてしまうかもしれませんがまた次回もよろしくお願いします?

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2 thoughts on “カンボジアに来たら絶対行くべき:トゥールスレン博物館

  1. 私も先日キリロムに行く前にトゥールスレン博物館に行きました。人間がするとは思えない残虐な史実に心が凍りそうになりました。20歳台にドイツのアウシュビッツに行って以来の衝撃。どちらも若い時に知らないといけない世界の歴史真実の1つです。貴方はとてもいい経験をカンボジアでしていると思います。これからも頑張って❗️

    1. 篠原さん、コメントありがとうございます。
      そうなんですね。いつか私もアウシュビッツに行ってトゥールスレンと同じように知識だけではなく、体で雰囲気を感じたいなと思います。
      またいつか機会がありましたらぜひキリロムにお越しください。お待ちしています!

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